これまでの入れ歯の改善

従来からある入れ歯には銀色の留め金があり、審美的な問題・患者様の金属アレルギー問題に対して、⾧年不可避な課題がありました。
ホワイトデンチャーは元々それらの問題点を解消するために開発されました。
歯科用に開発されたエンジニアリングプラスチックを材質とすることで、 銀色の留め金部分を白い材質に変え、目立たなくすることで審美的な問題の解消に成功しました。
また口腔内スキャナー（IOS）を用いたCAD/CAMを利用することにより、より最適化した形に入れ歯を作製することが可能になりました。
加えて、先生方からのインプラントの暫間義歯として使えるとの用途も再確認できたため、 インプラント埋入後の下記のような問題点を解消するためとしても使用いただいております。

インプラント埋入後の問題点の解消
インプラント埋入後、最終補綴をするまでの、プロヴィジョナルレストレーションの問題点として、下記があり、
ホワイトデンチャーはこれらを解消しています。

1. 即時重合レジンを使用するために、破折などのトラブルの可能性が高い
2. 接着性、固定式の為、清掃性が悪く、歯肉形態のコントロールが難しくなる
3. 吸水性が高い材料の為、変色や臭いなどで経時変化トラブルが起きやすい etc...

ホワイトデンチャーをもっと多くの患者様に

このように、ホワイトデンチャーは高品質なエンジニアリングプラスチックを使うことによって汎用的かつ優れた審美性で、患者様の安全で美しい口腔環境を創り出す新しい技術製品となります。
ホワイトデンチャーは、これからの技工業界の未来を担う新しい技術で、既に多くの患者様にご利用いただいております。
患者様の健やかな生活と歯科医療の発展の為、歯科医院様、また技工所からのご依頼を広くお受けしております。

ホワイトデンチャーはノンクラスプデンチャーとしての機能だけではなく、インプラントテンポラリーデンチャーとしての機能性を有しています。

保険適応の常温重合レジンではなく、耐久性と適度な弾力性を備えた、薬事認証取得済のエンジニアリングプラスチックを専用材料として使用し、入れ歯全体が歯牙色のホワイトデンチャーですので、従来からあるホワイトクラスプやアセタルクラスプ以上に審美性に優れています。またクラスプ・人工歯一体型のため、ミリングにより歯茎に触れる面積を小さくすることが可能で、物が詰まりにくく衛生的にも優れています。加えて、まったく金属部品を使用しないため、金属アレルギーの方にも対応可能で、患者様に安心してご利用いただけます。

生成はCAD/CAMでのデザイン、ミリングによるノンクラスプデンチャーですので、石膏模型だけでなく口腔内スキャナー（IOS）によるデータからの作製も可能です。

ホワイトデンチャーは特許取得済のため他社では作製できない、唯一無二の技工物となっています。