あっという間に22年

もともとは当時通っていた専門学校から推薦をいただいたことが、この会社と出会いです。入社してから早くも22年が経ちました。あっという間で、自分でも驚いています。それにはじっくり腰を据えて働ける環境があることも、影響しているのかもしれません。これまでにいろんな業務を経験させてもらってきたこともあり、社内ではベテランの部類に入るかと思います。現在は技術部の副工場長として、納品物のチェック、指名の医院の仕事、矯正装置、ノンクラスプデンチャー、金属床など、幅広い業務を担当しています。もちろんベテランという立場から、若手や中堅の社員への指導もさせてもらっています。

最先端の技術には敏感に

様々な感性をもった人材を受け入れていきたいという会社の方針もあり、年齢層も幅広く、女性の社員も多い傾向にあります。人材育成のバックアップ体制もしっかりしており、個々の技能のスキルアップや、キャリアアップには特に力を入れている会社だと思います。従来のアナログコア技術をデジタルに落とし込むために、デジタル技工の業務効率化を全社的に推進しています。 新しい技術や素材に対しては敏感で、それらを取り入れ早期にアウトプットしていけるよう、講習会などの参加については積極的です。これらの要素が重なり、長く働き続けられる会社であるということに繋がっているのかもしれませんね。

誰かのために役立っていることへの誇り

22年のキャリアを通じて多くの経験を積んできましたが、すべて順風満帆ということはなく、大きな壁にいくつも遭遇してきました。新しい技術や素材を扱う際には、導入試験を繰り返し生産ベースに乗せにも関わらず、短期間で生産が終了してしまったことがあります。目まぐるしく進歩していく技術や素材について、導入の難しさを思い知らされましたね。そんな困難な経験の中にも、嬉しい場面も沢山ありました。上下フルの症例では咬合の難しい患者さんでしたが、先生と何度もやり取りを繰り返して完成させた義歯について、患者さんから感謝のお言葉をいただいたり。自分の仕事が誰かのために役立っていることに対して、誇りに思えるのがこの仕事のやりがいに繋がっていると思います。

ベテランだからできるフォローアップ

医院の先生伝えで聞いた話ですが、他所で作ったデンチャーは全然合わなかったのに、弊社の技工物に変えたことで良く噛めるようになったと、患者様が喜んでおられたと聞かされたことがありました。患者様から感謝される仕事は他の業種でも経験できることかもしれません。私の場合は、補綴物を通じて患者様に快適な生活を過ごしてほしいという想いで取り組んでいます。 相手の幸せを想う気持ちという点では、どの業種も共通しているのかもしれませんね。22年間やってきたけに技術や知恵は豊富にある方だと思いますが、現状に甘んじることなく、より高度な技術を習得していきたい。それらを後進の若手や中堅にも活かしてもらえるよう、惜しみなく指導していきながら、会社全体のレベルをさらに上げていきたいと考えています。

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