デジタルとアナログをうまく活用

入社してから1年半ですが、技術部でテクニカルマネージャーとして仕事をしています。立場的には若手とベテランの中間に位置しており、先輩からの手厚い指導に加えて、後輩の指導なんかもさせてもらっています。先進的なデジタル技工と従来のアナログ技工を組み合わせた仕事内容や、将来性に期待が持てるところに魅力を感じたので、この会社で働くことを決めました。いまは完成排列の組み立て、維持装置のキャストから割り出し研磨、仕上げまでをメインに、必要に応じてスポーツマウスピース等のプレス系も手掛けています。思い返せばこの1年半で数多くの経験が積めたので、キャリアアップに拍車がかかったように感じています。

緊張感がいい刺激に

会社としても成長を大いに望んでいるため、働く全ての社員に対する技能のスキルアップやキャリアアップにも注力されています。先輩社員からの技術伝承も含めて、成長していくための道筋がしっかりと定められているように感じますね。業務の内容、技術的な向上、人間関係にについても、具体的に追求するための議論も盛んに行われています。それらにプレッシャーを感じる時もありはしますが、緊張感がいい刺激となってやりがいを感じています。時間で解決するような働き方は推奨されておらず、業務の効率を考えてメリハリの効いた仕事ができることが、この会社の特徴だと自分では感じています。ワイデンタルはデジタル技工を推進し日々進化を続けていますが、その反面アナログを基本としている一面もあります。デジタル技工は、アナログとデジタル技術の進化で、様々な事が安易にクリアできる世界になっていくと思いますが、アナログの部分はどこまでいってもなくならないと感じています。そのためアナログで技術を磨き、アナログ技工を大事にすることは忘れないようにしたいです。実際ワイデンタルはアナログ技術が得意な大先輩も多いですしね。

着実なキャリアアップを目指す

テクニカルマネージャーに任命されて、自分ひとりでなら問題なかった技術や考え方を、周りの社員と共有しながら推し進めることには苦労することがあります。しかし技術の発達に伴い、アナログでしていた維持装置が技工士の熟練度に依存することなく、高いレベルで3Dプリンターから均一に出力されてくるところには驚かされています。そんな課題と解決をいろんな面で経験しながら、日々進歩していくデジタルと従来のアナログそれぞれの強みを活かすことで、若手でも着実なキャリアアップが望める環境がこの会社にはあります。デジタル技術を駆使する業務はさらに発展を遂げていくと思いますが、それらを積極的に活用していこうという企業風土はあるので、これからもどんどん吸収していきたいですね。

若手にも働きやすい環境作り

業界での技術者の平均年齢が高くなっていく中で、会社が若返るのに必要な環境を作りを進めていきたいです。さらには技術的な相談、時間、お金、人間関係など、自分が駆け出しの頃に苦労させられたことを、これから入社してくる新卒や若い技術者に同じ思いをさせないよう、社内の環境作りにも注力していきたいと考えています。アナログ技工の場合、製品は技術者の能力に大きく依存します。アナログ技工にしか知見が無い方でもデジタルとアナログをうまく融合させながら、より良い製品を効率よく製作していけます。そんな環境作りも含めてその実現に向けて、一緒に挑戦していきたいと思われる方は、見学でもいいので是非いらして下さい。

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